ようこそ認知言語学系研究室Webサイトへ
ようこそ、京都大学大学院 人間・環境学研究科 認知言語学系研究室へ。

当研究室では、「言語は人間の身体化された認知能力と運用能力に深く根差した存在である」という認知言語学的な視点から、言葉と言葉の背後に存在する認知のメカニズムの解明を目指しています。

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今後の予定

    1月26日 言語フォーラム

      日時:1月26日(木)13:00~
      場所:総合人間学部棟 1107号室

    ・第一発表
    発表者:小野 瑞貴(谷口研究室 M2)
    タイトル:英語受動文での前置詞の選択に関する考察
    キーワード:受動文、前置詞、コーパス、他動性
    備考:修士論文公聴会に向けた発表です。宜しくお願い致します。

    ・第二発表
    発表者:西村 綾夏(谷口研究室 M2)
    タイトル:「文体パロディ」から見る文体の構造 —「村上春樹風に」を例に—
    キーワード:パロディ、文体論、構文文法、響鳴
    備考:修士論文の内容を発表させていただきます。具体的な内容としては、「『文体』=constructionの一種である」という仮説を立てた上で、計量的な観点、および響鳴の観点から「文体」を構成する要素について検討します。

    ・第三発表
    発表者:永井 宥之(谷口研究室 M2)
    タイトル:日本語のエビデンシャリティについての研究―「-ている」を事例に―
    キーワード:日本語学、エビデンシャリティ
    備考:本論文の目的は、「-ている」(主文末における動詞の「-ている」形)の記述を通して日本語のエビデンシャリティがもつ特徴を明らかにすることである。エビデンシャリティとは、文の情報源を示す文法カテゴリーのことをいう。本論文では、日本語のエビデンシャリティがもつ特徴として、先行研究が示唆する次の2点を支持する。具体的には、 (i) 特定の情報源を示すのではなく、何らかの情報源が存在することを示す表現があるということ、(ii) 話し手が情報を入手した時点が重要であるということの2点である。(修論公聴会の練習です)

    1月19日(木) 言語フォーラム

      日時:1月19日(木)13:00~
      場所:総合人間学部棟 1107号室

    ・第一発表
    発表者:宮崎 聡子(谷口研究室 M2)
    タイトル:英語進行形についての通時的考察-行為解説用法の出現を中心に-
    キーワード:英語進行形、行為解説用法、進行形の歴史
    備考:修士論文では、現代英語の進行形(be + V-ing)の用法の一つである行為解説用法に焦点を当て、行為解説用法の起源について、英語進行形自体の発展を念頭において考察を行った。
    公聴会に向けての発表となります。皆さまからご意見をうかがえると幸いです。

    ・第二発表
    発表者:加藤 遼(谷口研究室 M2)
    タイトル:英語形容詞の単独後置修飾用法に関する研究
    キーワード:英語学、形容詞、後置修飾
    備考:修士論文では、”the river navigable”などの英語形容詞の単独後置修飾用法についてコーパス調査によって得られた事例をもとに構文文法的アプローチによる記述を試み、その結果として、先行研究で挙げられた「一時性」などの意味の背景に見られる抽象的な意味機能と他構文からの語彙的・意味的動機付けの存在を明らかにしました。この修士論文の内容を公聴会に向け発表いたします。質問・コメント等頂ければ幸いです。

    12月17日 言語コロキアム

     日時:12月17日(土)13:30~
     場所:吉田南総合館 南棟 2階 講義室216 (開催場所が普段と異なりますのでご注意ください。以下の地図もご参考ください。)

    ・第一発表
    発表者:伊藤 彰規(神戸大学大学院人文学研究科)
    タイトル: 移動と状態変化の概念的平行性と英語における表現パターンの研究
    キーワード: 英語,移動表現,状態変化表現,Localism,イベント統合の類型論,コーパス
    備考:空間表現と非空間表現(時間・状態変化表現等)に平行性が見られることは古くから指摘がされている (Localism)。特に空間移動と状態変化の平行性は多くの理論に取り込まれている (e.g., Gruber 1965, Jackendoff 1976, 1982, 1990, Lakoff 1993, Goldberg 1995, 他)。本研究ではTalmyのイベント統合の類型論をベースに,この平行性がどの程度イベントの言語化にも反映されるのかをコーパスデータを用いて考察する。

    ・第二発表
    発表者:伊藤 薫(奈良先端科学技術大学院大学 研究員)
    タイトル:テクストにおける結束性と アクティブゾーンの乖離
    キーワード:メトニミー、アクティブゾーン、テクスト・談話分析
    備考:一定のまとまりを持つテクストや会話の中で、1つの語を異なる意味で使用することは混乱を招いたり、ユーモラスな効果をもたらしたりします。しかし、そのような場合でも自然に理解でき、不自然さが生じない場合もあります。本発表では、ある小説からメトニミーが集中している部分を対象として認知文法や選択体系機能文法の立場から分析を行い、自然さの要因として参照点の一貫性が考えられることを論じます。
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